快晴に恵まれた6月27日、第3回NADC公開審査会が
朱鷺メッセ4F「マリンホール」で開催されました。
これまでの2回の開催との違いは、会場が朱鷺メッセの広いスペースに移ったこと、
NADCのHPの立ち上げに伴い、WEBで作品エントリーを受けつけたこと、
若手・中堅メンバーが中心となり、多くの会員・非会員有志の協力のもと、
開催準備から当日の運営を手掛けたことが挙げられます。
応募総数283点が所狭しと並べられた会場は、朝から熱気に包まれていました。


〈一次審査〉
審査員紹介、NADC番場会長の開催の挨拶に続き、予定通りAM9:30から審査スタート。
審査員の先生方が良いと思った作品に紙コップを置く投票方式で行われました。

■ C部門:ジェネラルグラフィックス 
仲條先生のコメント
「ジェネラルグラフィックスはいろんな作品があり、見ていて楽しい。身近なところでデザイナーが活躍できる舞台ですね」

■ F部門:パッケージ
青木先生のコメント
「新潟ということで酒や米のパッケージを期待していましたが、少なくて残念。手の込んだ作品がいくつもあり、チカラを感じました」

■ D部門:ブック・エディトリアル
山田先生のコメント
「票が偏りましたね。善し悪しがはっきり分かれていたと思います」

■ H部門:TVCM・映像・モーショングラフィックス
平林先生のコメント
「すべてのジャンルに共通することですが、アイデアがある作品はやっぱり目立ちますね」

■ I部門:環境・空間・サイン・ディスプレイ
白井先生のコメント
「作品の点数が少なくて残念。出品方法にセンスを感じさせる作品が目立ちました」

■ A部門:ポスター
仲條先生のコメント
「これまでのジャンルの中で、審査がいちばん難しかった。票が足りないと思えるほどいい作品が多かった」

■ B部門:新聞広告・雑誌広告
青木先生のコメント
「この部門は、入れなければならない要素が多く、それだけ難しい仕事。そういった大変な仕事をシリーズ物でまとめた作品はいいなと思いました」

■ E部門:CI・シンボル・ロゴ・キャラクター
山田先生のコメント
「ロシア語のロゴなど、新潟ならではの仕事はうらやましいですね。全体にもっと新潟色が出てもいいと思いました」

■ G部門:WEB・インタラクティブ
平林先生のコメント
「このジャンルは実際に触って動かしてみることが魅力」
(運営サイドから、実際に操作できるPCも展示されていることが念のためにアナウンスされました)